2016年

1月

28日

忘れてました!・・・1月28日

久々の投稿ですが 今日は開院記念日でした。今から25年前、期待と不安で眠れない朝を迎えたのを覚えています。25年経った今、昨日の抜歯で眠れない朝を迎えました。肌はカサカサ 歯はボロボロ 毛根は仮死状態ですが 地域の皆様に支えられここまできました。現在は専門学校で教員をしながら 10年後、20年後の柔道整復師を育てながら自分もまだまだ成長していきたいと思っています。今後もよろしく願いいたします。

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2015年

4月

22日

あれっ・・・久々でした

今日、ちょっとだけ教員をやっていてよかったと思った患者さんが来ました。

患者さんはこの3月まで私が勤めている学校の学生でしたが、ある事情があって卒業をせずに今は札幌の建築会社で働いています。

彼は受付時間ギリギリに作業服のまま「先生、お久しぶりです。足を捻挫しちゃいました」と学生時代より少し締まったからだで明るく挨拶してくれました。学生時代は常につらそうで、明るい表情でいることがすくなかったのですが 久々に彼の明るい顔を見たのと、診察しようと靴下を脱いでもらった足は自分で巻いた包帯で固定されていました。彼は実技の試験を何度か落とし、包帯は苦手な学生でした。私が包帯法を受け持っていたのですが、柔整師の夢を絶った今でも私の教えを覚えていてくれたのでした。彼は資格を取ることは出来ませんでしたが、自分でどうにかしようとした処置は学校に通った証ではないでしょうか。彼を柔道整復師にしてやることは出来ませんでしたが、教わったことを実践してくれていたことが何となくうれしくなりました。

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2014年

12月

29日

2014年

本年の診療は今日で終了しました

私自身 今年も怪我もなく病気もなく一年を過ごさせていただきました

自営業を始めて24年、大きな怪我も病気もなくこの歳まで働き続けられたことを幸せに思うとともに、地域の皆様に支えられてきたおかげだとかんじております。

26歳で開業し、3年で失敗してもまだ20代・・・まだやり直しがきく年齢だと思いながら、いつの間にか24年経ちました。恵庭も24年前から比べると整骨院の数が3倍に増え、厳しい環境の中ですが無事に今年の仕事を終えることができました。

これからも、地域の皆様に信頼されるような仕事をしていきたいと思います。

今年一年、ありがとうございました。

また、来年もよろしくお願いいたします  

                         12月29日  上野 天


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2014年

10月

20日

北海道新聞

昨日の北海道新聞朝刊で現在の柔道整復師事情について一面にでかでかと掲載せれていました 内容はここ十数年で急激に柔道整復師が増え整骨院の多種多様化 柔道整復師の職域など・・・最後に北海道柔道整復師会会長 萩原先生のコメントが載っていた 萩原先生はあたりさわりのない内容のコメントを出していましたが 本当に言いたいことはもっと厳しいことではなかったのでは・・・・

治療技術はもちろん患者さんに対して本当に満足していただける対応が出来るのだろうか? 患者さんは治療だけが目的なのだろうか?

私たちに治せるわけがないものまで 治療したふりをして自己満足してはいないだろうか ここ最近 うちの整骨院に来院された患者さんで 話を聞いているうちに

我々の施術範囲ではない患者さんがいた 一人は腰痛を訴えてきた ゴルフで痛くした・・・と言っていたが 運動痛、圧痛、自発痛が殆ど同じで腹痛も訴えていた。すぐに内科を受診するように促した。尿道結石だった。 もう一は腰部から腹横部にかけて右半身に痛みを訴えてきた。皮膚科に行くように促した。帯状疱疹だった。 二人ともだいたい見当はついていた。 小・中・高校生などスポーツ外傷の治療は出来ても その親にきちっとした説明が出るのか? 自分の親やそれ以上の年齢の患者さん・家族に説得力のある説明ができるのか?

患者さんやその家族から信頼を得るということは 治療技術が高いかどうかだけではなく この先生が言うことなら納得できる・・・と思ってもらえるかどうかです 患者さんによっては 転々と病院・治療院・整骨院を替える患者さんもいますが 治る・治らないとは別に 患者さんにとって最後の治療施設であることが患者さんから信頼される整骨院ではないでしょうか


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2014年

9月

06日

新兵器

なにかわかりますか?

シップなんです 昔の整骨院ではごく普通の風景なのかもしれませんが 今ではほとんど見かけることが少なくなりました。

医療用和紙に湿布剤を塗り油紙をかぶせて患部に貼ります これがまた冷えるんですわ・・・湿布剤が乾くときの気化熱も奪われる冷却効果もあり なかなかいいもんですよ。

手まはかかりますが 暫くこの湿布を使ってみようと思います



2014年

7月

02日

応急処置

体育会系の中学生はこれから全道大会、高校生はインターハイですね

今回は 手指の捻挫・骨折の応急処置法をご紹介します

ペットボトルのメリットは どこにでも有る 握った形がケガの固定に適してる 水を入れれば固定と同時に冷やすことができる

受傷後の初期対応によって競技の早期復帰を可能にします

もしもの時は試してください

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2014年

5月

25日

ごぶさたしてます

最近、『ホームページをたちあげませんか』という営業電話が頻繁にかかってくる 中には何度も断っているのにしつこく・・・というか 会社のノルマなのか、いかにも仕方なく、いやいや電話をかけてくるのがみえみえの電話もある。ホームページを立ち上げなければ商売がなりたたないだろう・・・とまで言ってくる会社もある。なんとでも言え! そしてもっと整骨院を調べろ!

我々がどんな資格で仕事してるか 柔道整復師法でなにを言っていいのか 悪いのか わかりもしないで好きなことを言ってくる会社は話も聞きたくありません。私は地味で質素な娘が立ち上げてくれたHPで言いたい事を言い続けたいです。またこのHP観ましたと言って電話してくる会社があったら 絶対断るから無駄ですよ。

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2014年

4月

13日

昔の整骨院

教員という仕事をしていて嬉しいことの一つに 教え子の開業 があります。

雇われ院長ではなく 自分の整骨院として独立することである。

新しい整骨院はどこも綺麗で私どもが独立したころとは 施術所の内装・施術方法・料金形態などなど・・・進化していて、自分たちがやっていることがすっかり時代遅れになってしまったのかな~・・・と感じる今日この頃・・

先日 私が開業前からお世話になっている機械屋さんと話す機会がありました。

「昔ながらの整骨院がなくなってきたね~・・・」と言われた。 「そうか、やっぱりウチは昔の整骨院のくくりに入るんだ」と思いながらも 機械屋さんが話してくれた内容がまったく同じ考えだった。

患者さんを患者さんと思っているのかな~・・・お客さんではないですよね

 患者さんを「診てあげる」「治してあげる」なんて気持ちは無いにしても、せめて患者さんとは対等な立場でありたい。それを保険外の治療で料金が発生してしまえば やはり患者さんではなく お客さんになってしまうのか?

機械購入にしても いまでは アマゾン、楽天市場、でも機械が買える時代だ。 私は開業して24年目になるが 開業以来使い続けている機械が何台かある、それはメンテナンスと修理で今まで使い続けてきたもので 中には中古機械の部品を寄せ集めて直してくれた機械もあります。それも長年お世話になっている機械屋さんが 困った時にはどうにか助けてくれたからである。じゃあ アマゾンで買った機会をだれがメンテナンス 修理をしてくれるのだろうか、それなりの手順を踏めばなんとかなるのかもしれないが、電話ですぐ来てくれて 明日の開店までにどうにかしてくれる。私も職人と言われる職業の片隅で働かせてもらっているもので、機械を扱う職人がウチに来てくれてることが大変うれしく この機械屋さんがいなければ どれだけの出費がかさむことだか計りしれません。

柔道整復師がビジネスとして店を経営しなければならないのは当然ですが

柔道整復師が職人でありたいと思うのは 若い柔整師から見たら やっぱり古いのかな~・・・・?

 

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2014年

3月

21日

卒業

昨日、北海道メディカル・スポーツ専門学校の卒業式だった

今年は桑島先生が鍼灸学科 山田先生が柔道整復師学科を卒業 桑島先生が学科優秀賞、山田先生が学校協会優秀賞(わかりづらい・・・文武両道に秀でた学生に贈られる)と教員的にはこれこそ最高の表彰だと思っていますが皆勤賞をいただきました 二人とも優秀な成績で卒業しました 治療家としてやっとスタートを切ることができました 桑島先生は柔道整復師としてもう三年の経験がありますが 鍼灸師として新たなスタート 山田先生は卒業試験・国家試験を抱えながら フライング気味にウチではたら仕事をしてもらっていました 二人ともよく仕事と学校を両立してくれました。せっかく優秀な成績で卒業した学生を優秀な治療家にするのか潰してしまうのか、ここからが私の治療家ともう一つの仕事、若い柔道整復師を育てる事である。

遠い昔、勤め先の院長、諸先輩がたからたくさん指導していただき 現在の私があります この歳になり 私も昔 受けた指導を若い者に向けていきたいと思います。

 

昨日、北海道メディカル・スポーツ専門学校の卒業式だった

今年は桑島先生が鍼灸学科 山田先生が柔道整復師学科を卒業 桑島先生が学科優秀賞、山田先生が学校協会優秀賞(わかりづらい・・・文武両道に秀でた学生に贈られる)と教員的にはこれこそ最高の表彰だと思っていますが皆勤賞をいただきました 二人とも優秀な成績で卒業しました 治療家としてやっとスタートを切ることができました 桑島先生は柔道整復師としてもう三年の経験がありますが 鍼灸師として新たなスタート 山田先生は卒業試験・国家試験を抱えながら フライング気味にウチではたら仕事をしてもらっていました 二人ともよく仕事と学校を両立してくれました。せっかく優秀な成績で卒業した学生を優秀な治療家にするのか潰してしまうのか、ここからが私の治療家ともう一つの仕事、若い柔道整復師を育てる事である。

遠い昔、勤め先の院長、諸先輩がたからたくさん指導していただき 現在の私があります この歳になり 私も昔 受けた指導を若い者に向けていきたいと思います。

 

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2014年

3月

05日

新人

この時期 国家試験を終えた新人柔整師の研修が始まった。ウチにも2年間活躍してくれた桑島先生が去り 新人の山田先生が本格的に動き出した。4月から埼玉に就職するM田先生、札幌の整骨院でアルバイトをしながら4月から夜間の鍼灸科に通うO屋先生も現在ウチで修行中だ。

前回のブログで患者さん表情を見逃すな・・・来院した時から患者さんの診察が始まっている・・・・など 投稿したが、我々が出来ることはほんのちっぽけな事で、患者さんをよく見て よく聞いて 理解してあげること。100%理解するのはかなり難しいことだが 少しでも患者さんの気持ちに近づいてあげられたら・・・と思いながら患者さんに接していきたい。

私の大嫌いな言葉が『治してあげる』・・・おまえは何者だ!と言ってやりたい。 治すのは患者さん自身で なにをもって 治すと言うのか 患者さんがどの時点で治ったと思うのか。人が人を治してあげる・・・思い上がりも甚だしい台詞だ。我々は患者さんが思うゴールへ方向づけて、治るために多少のお手伝いをさせていただくだけであり、保存療法のプロでありたい。

新人柔整師はこれから多くの患者さんを診る前に、よく患者さんを見ることである。患者さんをよく知ることから信頼も得られる。ただし我々も患者さんから見られてることを忘れてはいけない。

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2014年

2月

26日

鑑別診断

骨折か捻挫か・・・柔道整復師が悩むところだ。

我々教員としては あらゆる鑑別診断法を学生に伝えるのだが、授業で教えられるのは、はっきりした骨折・脱臼・捻挫・打撲であり微妙な骨折であったり、強度の捻挫であったり、脱臼に骨折が合併していないか、せとぎわを教えるのは大変むずかしい。

そこで必要なのがいかに新鮮な外傷患者に接するかである。

教科書の鑑別診断法はもちろんだが、私が若いスタッフに云うのは 患者さんの表情を見逃すな・・・ということだ

患者さんが『痛い!』と訴える際の表情は 微妙に違う。

顔・声・態度・・・それを見分けるには、患者さんが来院してきた時から観察し歩き方 話し方 話している時の表情を見てから患部を診ることです。

これだけは いくら説明しても、数を経験しなければ身に着かない。

これからの柔道整復師には 患者を診る力より人を見る力を養ってほしい。

人を見る力が身につけば 患者さんが訴えることも見逃さずに鑑別診断出来るのではないでしょうか。

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2014年

2月

10日

牽引

我々の業界で牽引といえば、整復ですが つい先日、国家試験目前の学生から質問を受けた ある骨折についての整復手順についてである。まったく情けないのですが 明快な答えがでてこなかった。

なぜなら 私が整復する際 骨折にしろ脱臼にしろ 教科書ではどう書いてあったかな~・・・・など考えたことがなかったからである。

患者さんの受傷状況・年齢・転移・変形・さなざまなことを考えると 教科書通りの定型的骨折・脱臼は全体的には多いのかもしれませんが それ以外もかなり多いのです。 そのような時には聴診・触診・視診をしっかり行い 受傷個所の解剖をきっちり理解しておけば 教科書に出ていないもの 初めて出くわすさまざまな骨折・脱臼にも対応できるはずです。

目の前の変形を見れば、牽引方向 転移の矯正はおのずとわかるはずです。

整復する際私が気をつけるのは 自分の指先の感覚と患者さんの表情である。指先で骨片が移動し正しい位置に治まる感触 患者さんの表情で一番、痛みの少ない方向への牽引を確かめるのである。

患者さんの表情 など書いてある本などないし 指先の感覚はいくら伝えても自分で感じなければわからない。

今日、整骨院終業時に卒業生のK君と話す機会があった。K君は整形外科勤務だが仕事をしてから初めてわかることが多いと言っていた。ただし解剖学を理解していれば 初めての経験でもどの方向に牽引するのか 迷わずにすむだろう。

 

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2014年

1月

27日

3人

今から23年前 私たちは眠れない夜を過ごした

上野整骨院 開院前夜だった・・・

平成元年1月 長女が生まれ そのころから漠然と独立開業を考えていた

そのころ学生時代から整形外科に勤めて6年目 柔整師の資格取得して4年目 今考えてみると、そこそこ仕事も覚え ある程度経験を積み、いい気になっていた24歳だった。 そのころは私たちの業界は修業に10年は当たり前の時代 20代での開業は道内でもほとんどいなかった時代であった 整形で一緒に仕事をしていた先輩柔整師が独立の相談を院長に相談し ことごとくダメだしされていたのも目の前で見ていた。いつか私も院長に独立の相談した時には 一発OKを貰おうと一生懸命働いた。それから1年経った平成2年夏 ひょんなことから院長に何となく 開業してみたい・・・・という話をしてしまった。

今まで 院長は その手の相談でOKを出したことがなかったのだ。院長にまったをかけられながらも 整骨院を開業したものの失敗した先輩を何人も見てきた 26歳になったばかりだった。『そうか~・・・やってみろ!』院長が言ってくれた。『えっ!』今まで 開業したくてそこそこ自身もあったつもりだったが 院長の言葉を聞いた瞬間 自分の気持ちは不安で固まりこの先どうしていいのかわからなくなってしまった。

私の妻も柔道整復師、私がいつかは開業するもんだと思っていたはずだし まだ 子供も1歳 子供が大きくなってからでは リスクも大きい、今がチャンスと思い 開業準備にかかった。

平成3年1月28日 8:30 玄関カーテンを開けて間もなく 一人目の患者さんが来てくれた 嬉しかった。親戚も知人もいない島松で店舗を構え 誰もきてくれなかったら・・・・とおもいながらほとんど寝られないままの朝だった。 結局1日目の来院数 3人だった。わたしは今でも この3人の患者さんのことは昨日のように覚えています。上野整骨院が今でも島松で仕事をさせていただいているのも この3人の患者さんから口こみが広がり現在に至っているからで、地域に支えられながら おかげさまでここまで来ました。 24年目も初心を忘れずやっていきたいと思います。 

これからもよろしくお願いします。

 

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2014年

1月

26日

初めての・・・・

この写真 先日診た患者さんです はっきりした変形がわかります 21歳男性 躓き壁に右手を強打し負傷  視診・触診で普通の脱臼・骨折じゃないことはすぐに判断できました。

直ちに整復しましたが 第4・5中手手根関節がふらふらの不安定で簡単に整復は出来るものの 手を離すとすぐに転位する大変難しい症例でした。夜も遅かったため 固定し次の朝 整形外科へ受診を指示しました。

診断は 第3・4・5中手手根関節脱臼 第3・5中手骨骨折でした

私自身 たいていの骨折・脱臼の整復経験はありましたが 片手だけでこれほどの多発脱臼に多発骨折がからんだ症例は初めてでした 整形外科に勤めていた時代には 転落事故や交通事故で全身に骨折・脱臼を受傷した例はみていましたが 壁にてを衝いただけでこれほどの重傷はまれでした 

もうひとつ 稀というか 初めての経験が この患者さんを検査した際

軸圧痛・介達痛がほとんど無かったことです この症状が一番惑わされました 私の経験では軸圧痛・介達痛は骨折を診断するうえで大きな基準になるのですが ほとんど感じなかったことです・・・指は動かせました 指先の感触も左右差はほとんどなく なぜ軸圧痛・介達痛がほとんどなかったのか今でもわかりません このような症状は私自身 初めての経験でしたが もちろん この患者さんも初めての経験だろう。

柔道整復師として、柔整の教員として初めての症例が増えたことは私にとって貴重な経験でした。   

どんな症例でも 怪我をして治療をする際 私をえらんでいただいた患者さんには感謝し必ず納得のいく満足していただく処置をしなければならないと改めて痛感しました・・・・たとえそれが私にとって初めての症例でも。

 

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2014年

1月

17日

柔整師の手技

柔道整復師の施術は理学療法士から教わることが多い 実際に患者さんに接する際 医者、PT、OT、鍼灸師、按摩マッサージ師、柔道整復師・・・気持ちは同じだろう。いかに患者さんに楽になってもらうか、いかに現在ある痛みを緩和させようか、日々学び 技術を磨き 患者さんに接していかなければならない。 私もPTの先生から技術を学び自分の仕事に活かさせてもらっている。

若い柔道整復師もどんどん新しい技術を身につけてもらいたい。

だが いくらPTから技術を学んでも私は柔道整復師です。若い柔道整復師に勘違いしてほしくなのは 柔道整復師の技術も磨いてほしい。整復する機会は少ないかもしれないが 捻挫と骨折を見分ける技術 骨折・脱臼・捻挫の固定技術、包帯法・・・ヴェルポー・ジュール・デゾーをきっちり巻ける現役の柔道整復師はどれだけいるでしょうか?  学生時代 必死に練習したはずなのに直ぐ忘れてしまう。介護施設・デイサービス・整形外科・スポーツ施設・・・ 柔道整復師の職場はさまざまですが、どんな職場でも本来の柔道整復師の手技である 柔道整復術を普段から磨いてほしい。私も自分の技術をまだまだ勉強し後輩に恥ずかしくない柔道整復師でいたい。

 

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2014年

1月

13日

時間外

私事ですが 専門学校で教員をしています 専門学校は夜間部がありまして

夜間の授業も受け持っているため 整骨院はどうしても夜7:00には上がらなければなりません 遅い時間にしか来られない患者さんにはご迷惑をおかけすることがあります 申し訳ありません

 

私が柔道整復師になって給料を自分のために使えるようになってきたころ

田舎者のわたしは いつも同じ店で服を買っていた そこの女性店員のEさんに選んでもらっていた Eさんは私より2~3歳年上で長身で手足が長くて 勝手に高跳び選手タイプかな~と思っていた・・・・ニアピン賞だった 彼女は元ハードル選手だった いろいろ彼女の話をきいていると 彼女が高校時代 怪我をして受診した整形外科の院長先生が 陸上の大会を控えた彼女に『足にテーピングするから朝7時前に病院においで』と言ってくれたそうだ。

その先生は当時道内でトップのスポーツドクターで世界的な大会でオフィシャルドクターを務めたり普段はオリンピック選手からプロアスリートなど有名選手を診ている先生であった スキー靴の丈が長くなったのもその先生の発表がきっかけで脛骨中下1/3の骨折を予防したり この世界では超有名な先生だった・・・・私が学生時代「整形外科」の教科のK先生だった。

K先生は自分の病院を経営しながら 学校で授業を持ち全国から来るアスリートを診療していた 超忙しい先生だった そんな忙しい先生が 女子高生の陸上の大会のために早朝からテーピングをしてくれていたのだ。

日本でトップのスポーツドクターはトップアスリートにも地元の高校生にとってもトップのドクターだった・・・・その話を聞いてから 自分も独立開業した時には 患者さんが最高の状態で大会に臨めるように 自分ができる限りのことはしなければ・・地域医療ってこんなとこからなのかな~って強く思った K先生は現在80歳を超えてもいまだに現役で活躍している。

上野整骨院の診療は8:00~ですが 中体連・高体連時期には 早朝からでも対応します 普段でも患者さんの都合にできるだけ応えようと思います。  

 

 

 

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2014年

1月

07日

治療家の楽しみ

柔道整復師になってもうすぐ30年になります これまで数多くのアスリートのケアをさせていただきました いろんな分野で日本一になった選手、オリンピックで金メダルを獲得した選手、陸上競技の日本記録保持者、世界記録保持者などさまざま・・・このような実績をもった選手のケアをさせてもらうことは治療家としてとても幸せなことなんですが いちばん嬉しいのは、自分が治療・ケアをしていた選手が目標としている結果を出した時です。今から22年前の夏 高校2年生の女の子に『おまえが日本記録出したら なんでも買ってやるわ!』とからかいながら言ってしまった・・・彼女は100メートルで日本記録を出してしまったのである・・・当時高2だったが 実は彼女が小学6年生だったころから診ていた子だった。 彼女はいまだに陸上選手でそれなりに活躍中。他にも私が携わってから日本記録を出した選手・日本一になった選手がたくさんいる。わたしにとって 日本・世界を捕ってから治療をさせてもたった選手より、大会で全力を尽くせた選手の方が治療家にとって自慢の選手だ。
今日、競輪選手の卵(Sさん)が来てくれた。もともとは陸上10種の選手 初めて会ったのは3年前 そのころはまだ大学生で陸上選手だった。将来Sさんが必ず日本一になってくれることを信じながら治療させてもらった。3年後なのか5年後なのか また私の楽しみが増えそうだ

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2013年

12月

31日

弟子

昨日 次女の中学時代の同級生が集まった宴会があった 次女が帰ってきてから 嬉しい話をしてくれた

次女の同級生K田さん。K田のお母さんは何年もウチの整骨院を利用してくれている古い患者さんで ウチで働いてくれた若い柔道整復師を何人も知ってる貴重な患者さんだ。 K田さんは宴会の席で娘に言ってくれたことが「ウチのお母さん 整骨院のちっちゃい若い先生に治療してもらうと とっても気持ちいいってすんごいよろこんでるよ~・・・ちっちゃいのに力もあるし頑張ってるよね~・・」と娘に伝えてくれた。桑島先生のことだ 私は特に手取り足とり何を教えたってわけではないが 私がやっていることを 真似して体格の差を自分なりに工夫して いかに患者さん受け入れてもらえるか努力した結果だと思う 

私もこの商売を始めたころに将来は 若い先生を育ててみたいと漠然と思った事があった 自分が恵まれた環境で育てられたため 若い柔整師にはできるだけチャンスを与えたいのだが 決して修業施設として恵まれ整骨院ではないためか たなかなか時間がかかってしまう。そんな中で ウチの若い先生たちは 常に勉強し 私がやろうとしてることを理解し しっかり患者さんに反映してくれているのだ。

遠まわしでも 患者さんから若い先生を褒められるのはとてもうれしいことだ 来年も若い先生たちにはたくさんの経験を積んで より一層患者さんかの信頼を得てほしいものです。 

また来年も 若い先生共々 御支援ご鞭撻 よろしくお願いいたします

 

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2013年

12月

29日

失敗・・・

なにを失敗したかのか・・・体重調整だ

毎年12月は必然的に飲み食いの機会が多くなる 私は食えば食うほど太ってしまう 今年は10月~11月の減量に失敗したのだ。12月上旬には体重を減らしておかないと 12月の宴会で私の体重はすごいことになってしまうのだ。

私の年末宴会シリーズは昨日で終え、去年の今頃より2キロ増・・・2キロならすぐ落とせそうなもんだけれど本当に恐ろしいのは実はこれからなんです

「実家」・・・やばいな 私は高校卒業と同時に実家をでているため ウチの母は私の食欲は高校生の記憶で止まっているのだ どこの居酒屋 料亭 フレンチのフルコースよりも 量だけはヤマモリに出されるのだ そりゃ 昔はいくらでも食べられたが 今では一人前が丁度いいのだ 今回も実家からの帰りには2~3キロ増えて帰ってくることになるんだろうな~・・嬉しいことなですけどね

 

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2013年

12月

26日

コーレス!

昨日、向かいの美容室の先生からたいそう立派なリンゴをいただいた

この先生 今年の冬の終わりにまだ氷が残っていた路面で転倒し右手首を骨折したのだ 美容室から道路を渡ったコンビニの帰りだった 美容室の先生は自分の店に帰らずにまっすぐ整骨院にきて受付に右手を差し出し「転んじゃった~・・・」私も差し出された右手首を見た瞬間 ある程度なにが起きたのか想像はついた とりあえず 待合室で待っていた患者さんに了解してもらい 先に美容室の先生の問診をしながら視診・触診をした 教科書通りの前腕遠位端(コーレス)骨折だった。多分 患者さんの整復としては受傷後最短時間の整復だろう 推定受傷後5分で整復・固定を済ませ病院でレントゲンを撮ってもらい 保存療法で治療することになった。その後 当院で治療を続け 2か月後には職場に復帰し カット以外の仕事はできるようになった 4ヶ月経ったころには 何もなったように仕事ができるようになっていた。マメに通院し早期仕事復帰を望んで自分でできる運動もがんばった結果だ。私がこの患者さんに特別思いいれていたわけではないのですが 実はこの美容室の先生は 私の母と同じ年齢(?歳)なんです 私も自営業者として 失礼かも知れませんが この年齢まで仕事に対する思いを持ち続けられることに感動し尊敬したのと この地で必要とされる限り私も生涯現役でいなければ・・・と強く(?)おもいました 

来年3月看護学校を卒業する次女の着付けを予約しました 三女の成人式も卒業式も安心してこの先生におねがいます!

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2013年

12月

22日

久々の『ミルチ』


札幌市中央区南5西20 カレー屋さんだ 30年前私が柔道整復専門学校に入学した際 部屋を借りていたすぐ近所に私の入学とほぼ同時にオープンした店だ 田舎で育ったもんで カレー専門店っていうのが未知の世界で勇気を出して入店してみた 何を注文していいかわからないまま メニュー表の一番上にあった「マトン」を注文 衝撃だった・・・今まで食べたカレーはなんだったんだろうろ思うほど 違う食べ物に感じた その後週5は通って完全にミルチにはまった。 たまに別の店でカレーを食べても なぜかミルチと比べながら食べてしまうほど 私の基準がミルチになっていた。昼間 仕事をしながら夜の学校に通い 常にお腹をすかしていた ミルチのママとマスターにも大変お世話になった 学校帰りにミルチに寄り 皿を洗って 店を片づけて 賄いを御馳走になり寒い部屋に帰る日が続いた 当時 ミルチは一般住宅の半地下でひっそりと営業していた 開店して間もないころは決して繁盛しているとは思えなかったが カレーはどこの店よりおいしかった 閉店後 マスター ママ 数人の常連客と 将来のことを深夜まで語り合った みんなその日を過ごすのに必死だったころだった

私も学校を卒業し 結婚し 独立開業し 恵庭に移り ミルチに行くこともへったが今でも ママとマスターは優しく迎えてくれる・・

今ではミルチも自社ビルで営業し昼時になると駐車場もあふれるほど・・

私にとって いまだにミルチよりおいしいカレーはないし ミルチは私が一番大変だったころを思い出させてくれるソウルフードであり原点であり目標でもあるお店です

 

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2013年

12月

20日

PCが~・・・・・

先週から整骨院のパソコンの調子が悪く、どこかのシステムが狂っちまって ず~っと不自由していた。 今日の夕方、来年のカレンダーを届けに トータルシステムのHさんが来てくれた。Hさんはレセプトコンピューターの営業でもう何年もお世話になってる方です。不具合を起こしたらまずいので レセプトコンピューターはネットに繋がず パソコンを別々に使っていたのですが Hさんは「パソコンの調子は大丈夫ですか~?」・・・いつものようにたずねてきた 私も「ハイ、レセコンは・・・・」のやりとりから レセプトコンピューターではない トータルシステムと関係ないPCを診てくれることになった さすがコンピューター屋さん カチャカチャと私にとって未知の世界の画面を開いたと思ったら「深いところに原因があるみたいですね~・・・会社に持っていって時間をかけてみてもいいですか?」って言い PC本体をもっていってくれた・・Hさん 自分の仕事以外の荷物を背負い込んで 年末の忙しい中申し訳ないやら ありがたいや 本当にありがとうございます PCが治っても治らなくても Hさんには本当に感謝してます このブログを読んで将来独立開業を考えている柔整師のかた レセコンを入れるときは 私に相談してください 頼れるレセコンの営業の方を紹介しますよ!   PS Hさんの奥さんはとてもカワイイよ。

 

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2013年

12月

17日

ボーナス

今朝 札幌で暮らしてる長女(会社員)から ウチの奥さんにメールがきた

「ボーナス出たぞ~!」・・・・そうか 世の中そんな時期かと・・・

昨今 ボーナスが出ること自体幸せ者だと思いますが かつて私も整形に勤めていた時代にバブルの片隅に席を置かせてもらっていたこともありました 

決して高給をいただいていたわではありませんが 当時の院長について歩けば

自分の財布を開くこと無くいい思いをさせていただきました 自営業を始めて23年 もちろんボーナスはありません 気がつけば 昔 院長について歩いていいおもいをさせていただいたころの院長と今の私が同じくらいの年齢になり

 いつの間にか私も 若い柔整師を連れて飲み食いしに行くようになりました 昔 酒の席で院長に「いつも御馳走になってばかりでありがとうございます いつか院長先生にお返しできる日がくればいいんですが~~~」

っていうと「そんなことは 次の世代の若い者に返してやりなさい」って言われました・・・時代はくりかえされるのかな~と思い 今の若い衆が後輩におごれるようになったら 私もちょっと嬉しいかも

 

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2013年

12月

15日

かんぱ~い!

さて ちょっと前に帰ってきました・・・今シーズンはあと4回かな~?

吞み会もペース配分ってひつようですよね 二次会、三次会と流れたい気持ちもありますが 今週を元気に働かねばと思えば ネオンの誘惑を断ち切って また 次の宴会を楽しく迎えるためにも 健康的に働かなきゃねぇ~・・・

ちなみに 私は全く酒は飲めません

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2013年

12月

13日

吹雪

島松にも今シーズン初の本気の吹雪が・・・

根雪になるんでしょうかね~?

12月も半ばを過ぎ 朝晩氷点下になり足元も滑りやすくなります

もし 足を滑らせ転びそうになったら 手を衝かず体全体で地面に転びましょう 腕だけで体重を支えると骨折してしまいますが 体全体でささえれば 力が分散され骨折を回避することができます ただし 瞬時にできるかどうかなんです 私たち柔道整復師は学生時代柔道は必修授業でした なんとか初段は取りましたがほとんど素人 授業では毎回投げられっぱなしで受け身ばかりの柔道でした おかげさまで転びそうになった際とっさに受け身をとることを体が覚えています 柔道は相手を投げるイメージがあるかも知れませんが 自分を守るためのスポーツでもあるんですよ・・・・長いな 

 

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2013年

12月

12日

このたび ブログ!

上野です よろしくお願いします

コテコテのアナログおやじが一生懸命ブログをアップしますんで 付き合ってください

とりあえず 一回目なので自己紹介

佐呂間生まれの網走育ちの双子の長男・・ちなみに双子の弟も柔道整復師

高校まで網走 北海道柔道整復専門学校に入学するために札幌に移転

専門学校が夜間学校だったため 昼間は札幌市内の整形外科に勤務 

卒業後もそのまま整形外科勤務 この整形外科が今の私の原点みたいなもので 患者さんの接し方 レントゲン写真の見方からありとあらゆる脱臼・骨折の整復をさせてもらい 貴重な経験となりました おかげさまで

独立開業してからも 整復で躓いたことはありません 

脱臼・骨折の整復にかんしては かなりの経験をさせていただいていますので 現在 専門学校で実技の教員もさせてもらっています

このつづきは のちのち・・・

 

 

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