北海道新聞

昨日の北海道新聞朝刊で現在の柔道整復師事情について一面にでかでかと掲載せれていました 内容はここ十数年で急激に柔道整復師が増え整骨院の多種多様化 柔道整復師の職域など・・・最後に北海道柔道整復師会会長 萩原先生のコメントが載っていた 萩原先生はあたりさわりのない内容のコメントを出していましたが 本当に言いたいことはもっと厳しいことではなかったのでは・・・・

治療技術はもちろん患者さんに対して本当に満足していただける対応が出来るのだろうか? 患者さんは治療だけが目的なのだろうか?

私たちに治せるわけがないものまで 治療したふりをして自己満足してはいないだろうか ここ最近 うちの整骨院に来院された患者さんで 話を聞いているうちに

我々の施術範囲ではない患者さんがいた 一人は腰痛を訴えてきた ゴルフで痛くした・・・と言っていたが 運動痛、圧痛、自発痛が殆ど同じで腹痛も訴えていた。すぐに内科を受診するように促した。尿道結石だった。 もう一は腰部から腹横部にかけて右半身に痛みを訴えてきた。皮膚科に行くように促した。帯状疱疹だった。 二人ともだいたい見当はついていた。 小・中・高校生などスポーツ外傷の治療は出来ても その親にきちっとした説明が出るのか? 自分の親やそれ以上の年齢の患者さん・家族に説得力のある説明ができるのか?

患者さんやその家族から信頼を得るということは 治療技術が高いかどうかだけではなく この先生が言うことなら納得できる・・・と思ってもらえるかどうかです 患者さんによっては 転々と病院・治療院・整骨院を替える患者さんもいますが 治る・治らないとは別に 患者さんにとって最後の治療施設であることが患者さんから信頼される整骨院ではないでしょうか