治療家の楽しみ

柔道整復師になってもうすぐ30年になります これまで数多くのアスリートのケアをさせていただきました いろんな分野で日本一になった選手、オリンピックで金メダルを獲得した選手、陸上競技の日本記録保持者、世界記録保持者などさまざま・・・このような実績をもった選手のケアをさせてもらうことは治療家としてとても幸せなことなんですが いちばん嬉しいのは、自分が治療・ケアをしていた選手が目標としている結果を出した時です。今から22年前の夏 高校2年生の女の子に『おまえが日本記録出したら なんでも買ってやるわ!』とからかいながら言ってしまった・・・彼女は100メートルで日本記録を出してしまったのである・・・当時高2だったが 実は彼女が小学6年生だったころから診ていた子だった。 彼女はいまだに陸上選手でそれなりに活躍中。他にも私が携わってから日本記録を出した選手・日本一になった選手がたくさんいる。わたしにとって 日本・世界を捕ってから治療をさせてもたった選手より、大会で全力を尽くせた選手の方が治療家にとって自慢の選手だ。
今日、競輪選手の卵(Sさん)が来てくれた。もともとは陸上10種の選手 初めて会ったのは3年前 そのころはまだ大学生で陸上選手だった。将来Sさんが必ず日本一になってくれることを信じながら治療させてもらった。3年後なのか5年後なのか また私の楽しみが増えそうだ

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