昔の整骨院

教員という仕事をしていて嬉しいことの一つに 教え子の開業 があります。

雇われ院長ではなく 自分の整骨院として独立することである。

新しい整骨院はどこも綺麗で私どもが独立したころとは 施術所の内装・施術方法・料金形態などなど・・・進化していて、自分たちがやっていることがすっかり時代遅れになってしまったのかな~・・・と感じる今日この頃・・

先日 私が開業前からお世話になっている機械屋さんと話す機会がありました。

「昔ながらの整骨院がなくなってきたね~・・・」と言われた。 「そうか、やっぱりウチは昔の整骨院のくくりに入るんだ」と思いながらも 機械屋さんが話してくれた内容がまったく同じ考えだった。

患者さんを患者さんと思っているのかな~・・・お客さんではないですよね

 患者さんを「診てあげる」「治してあげる」なんて気持ちは無いにしても、せめて患者さんとは対等な立場でありたい。それを保険外の治療で料金が発生してしまえば やはり患者さんではなく お客さんになってしまうのか?

機械購入にしても いまでは アマゾン、楽天市場、でも機械が買える時代だ。 私は開業して24年目になるが 開業以来使い続けている機械が何台かある、それはメンテナンスと修理で今まで使い続けてきたもので 中には中古機械の部品を寄せ集めて直してくれた機械もあります。それも長年お世話になっている機械屋さんが 困った時にはどうにか助けてくれたからである。じゃあ アマゾンで買った機会をだれがメンテナンス 修理をしてくれるのだろうか、それなりの手順を踏めばなんとかなるのかもしれないが、電話ですぐ来てくれて 明日の開店までにどうにかしてくれる。私も職人と言われる職業の片隅で働かせてもらっているもので、機械を扱う職人がウチに来てくれてることが大変うれしく この機械屋さんがいなければ どれだけの出費がかさむことだか計りしれません。

柔道整復師がビジネスとして店を経営しなければならないのは当然ですが

柔道整復師が職人でありたいと思うのは 若い柔整師から見たら やっぱり古いのかな~・・・・?

 

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